【士業に訊け!司法書士・岡野慎平 】
Vol.1 負けず嫌いで司法書士に?

はじめまして。司法書士法人キャストグローバル広島事務所代表社員の司法書士、岡野慎平です。さて、みなさんは、司法書士がどんな仕事をしているのかご存知ですか?簡単にいえば、裁判所や検察庁、法務局などに提出する書類の作成や審査請求を行う専門職ですが、一般的には、不動産登記、商業登記などを依頼主に代わって行う職種と思われているようです。とはいえ、弁護士や税理士、行政書士との役割の違いがよく分からない人も少なくないでしょう。

わたしが所属するキャストグローバルは、弁護士・司法書士など11士業が協業するグループとして日本全国およびアジアを中心に事業展開しています。現在の前身だった広島事務所へ2012年5月に赴任してきたので、こちらでの活動も今年で10年目を迎え、入社以来、東京、札幌、埼玉と転勤してきた中で、広島暮らしが一番長くなりました。栃木生まれの自分にとって、いまや第2の故郷といえるほど、愛着ある広島のみなさんに司法書士を身近に感じていただこうと、今回からコラムを執筆させていただきますので、よろしくお願いします!

第1回目は、自己紹介を兼ねて、わたしの今日までの歩みを綴ってみます。出身地は栃木県矢板市、昭和57年2月14日生まれの現在39歳です。中学校くらいまでは勉強もあまりせず、どちらかというと不良?の部類でした。ただ、一方では、バスケットボール、野球、サッカーなどの球技のほか、相撲大会に出場してみたりと、スポーツも得意だったので、生徒会の副会長に選ばれたこともあるんですよ。その後、地域では名門とされる栃木県立大田原高等学校を経て、東京の某大学に進学したのですが、不真面目がたたって2年で中退してしまいました。

大学を辞め、これからのことを考えていた頃に好きでよくみていたのが、キムタクが型破りな検事を演じるテレビドラマ「HERO」と、行政書士や司法書士が難題を解決する漫画「カバチタレ」、「ナニワ金融道」です。誇張されている物語とは思いながらも専門の資格を持った人たちの活躍ぶりが痛快で、「自分もあんな仕事がしてみたい」との思いが強まり、「まずは資格を取得しよう」と選んだ士業が司法書士でした。

思い立つとすぐに資格取得のための予備校に通いはじめましたが、司法書士試験は文系の国家資格の中でも最難関のひとつとされる国家資格とあり、合格できたのは3回目の受験、23歳の時です。勉強するのが嫌いなわたしもこの時ばかりは、平日は朝から夕方まで毎日、猛勉強しましたね。実は、どうしても早く合格したい大事な理由がありました。

その理由とは、同じ予備校で知り合って付き合い始めた当時の“彼女”の存在です。この女性は、司法試験合格率の高さがトップクラスの法曹界でもエリートとされるC大学法学部に在籍する優秀な方でした。人さまに自慢できるほどでもない大学を中退した僕とは試験に臨む時点でえらい違いです。男子としての面子もあり、「とにかく彼女よりも自分が先に合格せねば!」と大いに発奮したところ…。おかげさまで無謀なチャレンジもなんとかクリアすることができました。大きな目標を達成するには自分の誇りを失わないよう、負けず嫌いでなくてはいけません(笑)。

というわけで、大学を中退して苦節3年で司法書士試験に合格。いよいよ司法書士としての第一歩に踏み出しますが、この続きはまた次回に!

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