【マダムジュンの快適手帖 】
Vol.7 新緑の季節に感性を磨こう!

【マダムジュンの快適手帖 】


ファッションモデルとしての豊富なキャリアで培った際立つセンスを生かし、カフェの経営でも手腕を発揮。美と快適な暮らしを追求するお洒落クリエイター「マダムジュン」が独自の感性で綴るフォトエッセイです。

こんにちは!みなさまの心を和ませてくれた桜も散り、新緑が眩い季節。まもなく5月を迎えます。ちょっとゆっくりされていますか?昨年からは、コロナの影響で人と直接会って言葉を交わす機会がめっきり減りました。コミュニケーションの取り方も変化し、行動が制限される毎日ですが、わたしは「何か面白いこと」を見つけて、自分の感性を磨くことを楽しんでいます。

桜の花が終わりを告げると、お待ちかね「筍」の登場です。今年は友人からいただき、3日で食べ尽くしてしまいました(笑)。お花と一緒で、食材も季節を感じさせてくれます。感謝の気持ちを込めて作ってみたのは“筍ご飯”“筍の含め煮”“筍の天ぷら”。もう、たまりません!筍にそっと寄り添って、香りを放つ木の芽の心憎いこと。筍のそばに木の芽の苗を植えておかなくちゃ。来年もどうぞ宜しくお願いしますね。

5月は次々と心を和ませてくれる花がお目見えします。この季節はお花屋さんに行くのが楽しみのひとつ。また素敵なお花のカラーが目に留まりました。コントラストが醸し出す優しい美しさに目を奪われてしまいます。

わたしのおしゃれの定番、白いシャツです。何枚購入したことでしょう。白はどうしても黄ばんでしまうので大事にお洗濯しますが、漂白剤を使っても、うまく落ちてはくれません。泣く泣く、新しいシャツを買ってしまいます。「身体に心地よく馴染んでシャキッとする物を」とオーダーしてみました。これは良し。いつもなら大好きなパールを合わせるわたしですが、今年は心境の変化か?ビンテージジェットの二連のリボンで結ぶネックレスをチョイスすることに。白いシャツを着ると、誰にでも背筋が伸びるお洋服のコーデがあるのかな?

今日は日差しが強くなる前に、出番を待ち望んでいる帽子たちに息を吹き込んでみました。春の花“芍薬”と“薔薇”をプレゼントすると、帽子も喜んでくれたようです。

「晴れがましいが似合う帽子」「お呼びでない帽子」「出たがりやの帽子」etc.…。

帽子にも、それぞれ表情があります。いつでも側にくっついてくる帽子たちの声を聞き取る感性を磨いて、しかと受け止めてあげましょう。

コロナが怖ろしいご時世だけど、おしゃれは、いくつになっても大丈夫!いくつになっても気分転換していきましょう!

Hiroshima Personの最新情報をチェックしよう!