ホリグチチエ

こんち、これまた、ご機嫌いかが?流川の「レコードバー野中サンハウス」店主でございます。2018年冬に開店した「野中サンハウス」では、「アナログ・モノラル・ローファイ」を合言葉に、日々様々な音楽をお楽しみいただいております。さて、広島にギター女傑がやってくる。ヌーディー・スーツが良く似合う、グレッチを抱いた渡り鳥、その名は「ホリグチチエ」。

さて、「ホリグチチエ」とは、誰ぞな?13歳でギターを始め、ロカビリーに影響を受けて、なんと「グレッチ」を弾き始める。2015年、「LEARNERS」に参加。2016年、「the dresscodes」に参加。2022年、家入レオのバンドに参加。ちなみに、彼女のグレッチには、ブライアン・セッツァーのサインが入っているらしい、凄いね。1940年台の後半、ウクライナからの移民、ヌーディー・コーン氏が発案したけばけばしい「ヌーディー・スーツ」は、現在もアメリカの音楽家から愛されている。そのスーツ、これまたよく似合うのよ、チエちゃんが。

その証拠写真がこれ➡http://chie59.com/#gallery-4。初広島ソロ公演は、11月11日、土曜日、ライブ・カフェ・ジャイブにて。その日、ヌーディー・スーツを着るかどうかは、もちろん知らん。

2021年リリースのCDが、この「OUTSIDER」。彼女なりに解釈した、様々なアメリカの音楽を演奏する、全13曲。12曲は自作だが、1曲だけカバー。なんと、オールマン・ブラザーズ・バンドの超名曲「ミッドナイト・ライダー」!

元歌は、こちら。1970年、オールマン・ブラザースのセカンドアルバム「アイドルワイルド・サウス」。そのA面の3曲目が「ミッドナイト・ライダー」。グレッグ・オールマンが書いた名曲。なんと、1980年にウィリー・ネルソンがカバーしてヒット。その後、2007年の農業支援コンサート「ファーム・エイド」にて、作者グレッグとウィリーが2人で演奏し、大喝采を浴びた。ほんまに格好良い曲です。

ギター女傑とワシが勝手に名付けてしまったが、ホリグチチエ、やはり根性者である。前出の「OUTSIDER」は、当然のごとくCDである。が、7インチシングルも出しているのである、あっぱれ!A面は、CDの2曲目「Watch Your Back」、B面は、なななんと、ニール・ヤングの「ポカホンタス」をカバー、渋い。「OUTSIDER」」には、未収録なので、このレコードでしか聴けない。

で、こちらが元歌。1979年、ニール・ヤングの「ラスト・ネヴァー・スリープス」。A面の4曲目が「ポカホンタス」。このアルバム、A面は静かだが、B面の爆音がタマラナイ。先日も深夜に大音量で楽しみました。ああ、すっきりする。

11月11日、土曜日、@ライブ・カフェ・ジャイブ、ぜひ、ご覧いただきたい。弊店、レコードバー野中サンハウスでも、チケット販売中。さて、ここでさらに朗報。11月11日に都合がお悪い方もおられよう。でも安心、前日、11月10日、金曜日、加古町のOTIS!にて、ギターとカホンの演奏あり。一味違う演奏をお楽しみくだされ。

今回は、ホリグチチエのお話をいたしました。ぜひ、ライブ会場でお会いしましょう。さて、そんなこんなレコード等が、そこそこある「レコードバー野中サンハウス」へ、ぜひおはこびください。シングル盤は、昭和歌謡から映画音楽まで、雑に約2000枚ございます。音源持ち込みOKなので、開店の19時頃にレコードをお持ちになるお客様が、時々いらっしゃいます。また弊店、蓄音機でSPレコードもお楽しみいただけます。月に一度、RCCラジオの人気番組「バリシャキNOW」にお呼びいただき、蓄音機で2曲ほど回しています。

この頃はFMちゅーピーの「イブニング・ストリーム」にも出没してビニールのレコードを回しております。また、タウン情報ひろしまでは、「レコード女子のススメ」というコラムを書いております。毎回、レコードプレゼントがございますので、是非!なお、ほぼ毎日、エンタメ情報ブログ(http://jump3blog.jugem.jp/) も、書いておりますので、お暇つぶしにどうぞ。さて、本日はここまで。今日も明日も名盤聴こう!

それでは、みなさん、ごきげんよう。

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