老化を表す3つの身体特徴と対策は!?

皆さんは、自宅のお風呂やゴルフ場の浴場で自分の身体または他人の身体を見て以下のように感じられたことはないでしょうか?

●「脚がごぼうのようだ…」牛蒡※筋肉の減少により細長く、男性は弱々しい毛が生えているのがごぼうに例えられます。

●「お尻が絶壁だ…」筋肉量が減少しているため、膨らみが無く、座っていると尾骨が当たり痛みが発生する場合あります。

●「お腹が飛び出ている」お腹が出ていて評価されるのは大相撲の関取衆に限ります。

実はこれが、老化が進むと現れてくる身体的変化なのです。そしてこの老化による身体的変化は、すべて〝おへそから下〟に反応が出ていることが分かります。個人差がありますが、人の筋肉量はへそから下に全体の6~7割が存在しており、その部分の筋肉量が減少すると逆に無駄な体脂肪が増えていく傾向が見られます。では、これらを改善することについて考えていきましょう。

まずは脚ですが、健康維持のために普段から歩いている方は沢山おられます。しかしながら平地歩行の場合、主に使われるのは下腿三頭筋(ふくらはぎ)の筋肉です。確かに大腿部(太もも)や臀筋(お尻)も使われますが、負荷がそこまで掛からないため、筋量減少を食い止めるまでの負荷にはなりません。

つまり大腿部や臀筋に効率よく負荷を掛けるには〝しゃがむ〟という動作が必要なのですが、その効果的な運動が〝スクワット〟と言われる動作です。この運動を行うと大腿部、臀筋、さらにつま先立ちまで行うと下腿三頭筋にも同時に的確に負荷を与えることができます。また、運動動作も意外とハードなため、消費カロリーも多いのが特徴です。浴場の大鏡に自身を映し上記3つの変化を発見した皆さんには、今日からスクワットを始めることをお薦めいたします。

Hiroshima Personの最新情報をチェックしよう!